習慣作りオンラインセミナーの質問から~学習習慣の作り方~
2022/02/21
沼津個別指導塾習慣作りオンラインセミナーの質問から~学習習慣の作り方~
学習習慣 オンラインセミナー
習慣作り講座での質問
「疲れて帰ってきた子どもに勉強しなさいとは言えない」
先日【気合根性不要の習慣作り講座】の中で
中学生のおこさまをお持ちのお母さんから質問を頂きました。
「学習習慣は本当につけてほしいのですが、
部活動などでヘトヘトになって帰ってきた子どもに
勉強しなさいとはいいにくいです。
どうしたらいいでしょうか?」
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【気合根性不要の習慣作り講座】では
忙しい中で勉強する時間を捻出したい社会人の方
おこさまの学習習慣作りのヒントが欲しいという方
がいる場合は、学習習慣作りに沿った講座にしています。
当てはまる方はぜひ詳細をごらんくださいね
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さて、
私が質問を頂き、最初に思ったことは
「子ども思いのいいお母さん」
質問された方がそのような答えを求めているわけがないので
そのことは言いませんでした。。
代わりにお伝えしたのが
よく塾の面談で話をすることです。
以下のように答えました。
「どれだけ部活動とかで疲れていても、
熱があったりして体調が悪かったとしても
できると勉強時間は何分?」
大抵の子が、
わたしやお母さんの期待にある程度応えようと
「1時間くらい」と言います。
わたしは
「部活でどれだけ疲れても、どんなに体調が悪くても1時間勉強できるのかな?」
と同じような質問ですが「どれだけ」「どんなに」という言葉を強調して再び質問をします。
すると
「いや、30分かな?」
さらに
「部活でどれだけ疲れても、どんなに体調が悪くても、本当に30分勉強できるのかな?」
今度は、「本当に」を強調して質問を続けます。
するとこのあたりで本音が出てきます
「10分かな」とだいたい10~15分で落ち着きます。
ここまで来たら、最後の質問をします。
「どんな状態でも10分なら勉強はできる?」
「はい」
この「はい」が出るまで続けます。
なぜ、「はい」が出るまで続けるのか!?
それは、
この会話のとても大切なことが
子どもの「同意」をとるということだからです
そしてお母さんにも
「帰宅したら10分の勉強が終わるまでご飯を食べさせないでください。
そして、10分の勉強が終わったらあと何していても絶対に文句は言わないでください。
よろしいでしょうか?」
とお母さんからも同意をとります。
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ただし、前提として
勉強をする気はあるけど、
それよりも休みたい、ゲームをしたい、SNSをチェックしたいという
お子様にだけする話です。
もとより、勉強をする意思がないお子様には絶対にしません
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ただ、「10分勉強したところで成績は上がらないと思うけど?」
という疑問が出てくると思います。
「そうです。その通りです。10分の勉強で成績は上がらないでしょう」
では、なぜ成績は上がらないけど10分勉強することが大切なのか?
その1番大事な答えは【気合根性不要の習慣作り講座】の中でお話しますが
2番目に大事な答えは今お話します。
それは、
10分の勉強が継続できれば、10分を30分、1時間、3時間に変えることは簡単ですが
気分やテスト前だからという理由で勉強をするという人は、
絶対に学習習慣はできないからです。
だから、
本人の同意した勉強時間を設定し、家族で守ることを支援してもらいます。
あ、もちろん、
【気合根性不要の習慣作り講座】を聞いていただければ
どんな状態のお子様でも学習習慣は一瞬で身につきます。