高校入試直前、中学生へのアドバイス
2022/03/03
沼津にある個別指導塾の教室にて高校入試直前、中学生へのアドバイス
高校入試
高校入試前、最後のアドバイス~最後まで次の1点を取りに行く~
受験前日に
「最後まで次の1点を取りに行こう」とアドバイスしています。
なぜ、前日にこの話をするのかと言うと、
以前センター試験(現共通テスト)の数学ⅠAのテストで起こったことが理由です。
数学ⅠAのテストに対して、受験生は点取り科目という印象があるようです。
高校数学を教えている私からすると数学ⅠAより、
ⅡBの方が点数はとりやすいと思いますが・・・
それは置いておいて、
その年の数学ⅠAのテストの第2問に
とても難解な予想もしなかった問題が出題されました。
大抵の受験生は解けません。
彼らにとって数学ⅠAは点取り科目ですから
最低80点、100点を狙ってきています。
だから、
第2問で躓いたことで、メンタルが完全にやられてしました。
そのため、
第3問以降もいつも通りの力が発揮できず、
普段ならできる問題さえも解けませんでした。
結果、前年度の全国平均点をありえないくらい下回りました。
実は、
私自身も同じような経験をしたことがあります。
それは、
やはり、同じく共通テスト(当時共通一次試験)での出来事でした。
マーク試験で「アイウ」と書いてあると、3桁またはー〇〇という数が入ります。
ただし、マークの注意で、
「アイウ」と書いてあるのに二けたの場合は※〇〇とマークしなさい、
と書いてあります。
これは模擬試験から見ていたのですが、
※をマークするような問題が出題されたことはありませんでした。
しかし、
私が受験した年には3桁なのに2桁の正解が3問もあったのです。
そんなことはありえないと思っていたので、
何度も何度も見なおしました。
結果その3問は正解しましたが
その3問に「え?」「なぜ?」「どこが間違っている?」
など意識を引っ張られ、他の問題の見直しができず、
ケアレスミス連発で90%を目標にしていましたが結果75%どまりでした。
このような経験から
予想もしない突発的な出来事でメンタルをやられると
実力は発揮できないと思っています。
だから、
どんなことがあっても、
やるべきことは次の一点を取りに行くこと。
メンタルをブレさせないためのアドバイスです。
それからアドバイスは、もう一つあります。
それは、
受験勉強は点数勝負ではなく、
他の受験生との勝負です。
しかも
多くは自分と同じくらいの実力の受験生が相手です。
それなら、
自分もできないなら、ライバルもできない
ポジティブに考え
とあっさり飛ばすことが得策だよ。ともアドバイスしています。
さあ、本番!
楽しんでいつも通りにやってきてね
ちなみに、ドリカムハイスクールでは、
夏期講座や冬季講座以外で、高校入試対策ための特別な費用はかかりません