新しい行動をするとき
2022/05/24
沼津市にある通信制高校、過年度生の大学進学をサポートする塾
通信制高校 過年度生 大学進学 沼津市
新しいことには恐怖を感じるが・・・
昨日、鹿島学園沼津キャンパス大学進学コースの授業で話した内容です
脳科学のお話です
脳は、「新しいことに取り組むときのデメリットを過大評価し、
今やっていることに対するデメリットを過小評価する」という機能があります。
例をあげて説明します。
たとえば
今、帰宅後ソファーでスマートフォンをいじっているとします。
何かを思い立ち
その時間を勉強に変えようとします。
すると、
脳は、新しい行動、帰宅後に勉強をするというデメリット
たとえば、
スマートフォンをいじる時間が減る
疲れた体にムチをうつ
をとても大きなデメリットだと考えます。
逆に
現在している、帰宅後ソファーでスマートフォンをいじっているデメリット
たとえば、
成績は下がる
おおきなツケが後からやってくる
などのデメリットを小さなものだと判断します。
冷静に考えてみれば
帰宅後ソファーでスマートフォンをいじっているデメリットの方が
大きいとわかります。
しかし、
頭の中で考えていると
脳は、帰宅後ソファーでスマートフォンをいじっているデメリットを
小さなものだと考えます。
そこで、
重要なのが
新しいことをするときには
今やっていることのデメリットと
新しいことをするデメリットを書き出すことです
書き出すことで、人は冷静な判断ができるようになります。
さらに、
それぞれのメリットも書き出すと尚更
新しいことをやる意味が理解できると思います。
新しいことをやろうとしても
出来ない人は
ぜひ、この紙に書きだすということをしてみてください